GLAYのTERUが、故郷の仙台を想って、東北地方太平洋沖地震の被災地へ物資を運ぶ作業している最中に目撃したとして激怒しているそうで。
役所の人が支援物資を食べたり持ち帰ったりしていると公式ブログでぶちまけた。
置いてくと腐っちゃうとか、仕分けしきれないとはいえダメだろうとの言い分に、ネットからの反応は様々。
意外にも賛同だけではないようだ。
「買いだめ」にしても、直接的には不自由もない人たちがコンビニやスーパーに何もなくしてしまう。
必要なところには届かず、不要な人が手にする。
で、思い出した。
「理性のゆらぎ」だったか、「アガスティアの葉」だったかな?
著者の青山圭秀氏がインドで、聖者の予言か、占星術師の助言か、功徳を積むために課された『貧しい人たちに食事を与える』ノルマを達成するために、施設におもむき、いざ、準備を整えると、そこの職員たちがすべて食べてしまった。
予定を狂わされて困惑した氏が
「私は貧しい人たちに食事を振舞いたいのです」
というと、
「私たちは皆、貧しいのです」
~
食うに困らず、沢山のものを買う人が一番貧しく見える瞬間、
もしかして、俺はそんなに貧しくないかも?なんて思った。