Yahoo! JAPANのサービスで、
ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺からユーザーを守る「Internet SagiWall」というセキュリティソフトがある。プレミアム会員はただで利用できるようだ。
フィッシング詐欺の場合は注意も必要だけど、基本的にメールなどに記載されたリンクをクリックせずに、あらかじめ「お気に入り」などに登録しておいた本物のサイトにアクセスする習慣をつけるとか、個人情報を保護する必要のある重要なページは、「https~」で始まるとか色々あるけど、専門的なことを解説することはできない。
ワンクリック詐欺の場合は、もっと簡単で、
不当な請求には絶対に応じない。請求画面が表示されても無視すればよい。
勿論、その前に個人情報を取られないように注意する必要がある。
請求されたからといって支払わなければいけないと思うのは人が良すぎる。
テレビで法律の番組をやってたり、
「法的には・・・」みたいな表現が多用されるための副作用もあるのかもしれないが、
法律がどうのという前に、自分の正当性を重視することだ。
理不尽だと思えば、戦うことだろう。
「契約」「法律」「訴訟」「裁判」
これらの言葉に惑わされたり、怯えたりする必要なんてないのだ。
詐欺師は勝ち目がないのだから、
「訴えますよ」と言われたら、「どうぞ」と言いましょう。
それこそ「裁判で決着をつけよう」という強い気持ちを皆が持てばいいのだ。
詐欺師を前に、
「自分が正しいかどうか」を法に照らして考えようとする癖をつけてはならない。
そんなこと考える前にわかっているはずだ。
多くの場合、騙されるのではなく、騙されちゃったと「諦める」のである。
テレビは小難しい法律の話より
「そんなもの払わなくていいよ」と闘う姿勢を説く事が必要なのだ。
よくある例が、テレビで教える返事の仕方。
電話でセールスなどを断る際に「結構です」は使わないように、などという。
「結構」が「OK」に受け取られかねないというのだ。
相手に対するマナーとしてなら、間違いではない。
しかし、自分が断る意図を持って「結構です!」と言ったのであれば、
それはニュアンスとして伝わるはずだし、相手がどう解釈しようと関係ない。
悪意を持って商品を送りつけてくる相手に譲るものがあるか?
いらぬ譲歩が世の中の正当な立場を萎縮させていることにメディアは注意を払え。
■フィッシング詐欺
メールを送りつけ、偽のホームページに接続させ、銀行の口座番号やクレジットカード番号、パスワードなど大事な個人情報を盗み取る。
■ワンクリック詐欺
ページ上のリンクをクリックしただけで、一方的に契約手続きの完了を通告し、利用料を請求してくる。