米長邦雄はさすが「永世棋聖」だ。浮世離れしている。

【正論】民主党政権発足に寄せて 永世棋聖・米長邦雄 – MSN産経ニュース

>>「小泉進次郎」なら自民は勝てる

”勝ち負けの世界にあって先を読むことだけが取り柄の人間である。”と自負する将棋の米長邦雄永世棋聖が早くも「次回はどうなるのだろうか」と、なぜか予測している。

「どうして民主党は勝ったのだろうか」

>>(バブルでは日本中が金持ちになったと錯覚し、現在は・・・)100年に1度の大不況などと言っているがそうではあるまい。これも天のいたずらであって、今回は全く逆に、日本中を貧乏になったと錯覚させているのであろう。これが今回の衆院選における庶民の本人さえも気付かぬ感触である。

■経済を考えるなら、まず第一に個人が考えるのは個人のことだ。「日本中が」ではなく「自分の暮らしが」である。

日本中が貧乏になったって自分さえ金持ちであれば、税金がどのように使われようと気にも留めない、世襲政治家や道楽棋士だって同じはずだ。

>>「国民の関心は経済とは全く別のことにあった。

 (中略)

ある調査によると、
「子ども手当」を評価する(31%)、評価しない(49%)。
高速道路無料化を評価する(20%)、評価しない(65%)。
民主のマニフェストは実行できなくても良い、と思っている人々が多い。

それでいて、政権交代して良かった(70%)と良くない(10%)とはっきりしている。」

■この調査を見て、有権者の気持ちがわかるなら、アナタはこのような記事を書くことはなかったはずだ。

>>「私は、国民の大多数が少なくとも過半数は、次は自民党に勝ってもらいたいと願っているのではないかと思う。ただし、条件が二つそろわないと実現しない。一つは民主党が失政することと、もうひとつは自民が立ち直ることである。」

■なぜ、今、次の選挙でどちらに勝って欲しいかなんて考えるのか?
国民が考えることは民主党がこれまでの自民のデタラメをひっくり返し、本来あるべき国民のための政治を作ることだけだ。そうでなければなんのために民主に入れたのか?
勝った負けたは政治じゃないだろ。

>>「私は民主党の失政など願いたくもないので、自民が勝つための方策のみ書きたい。16日の首相指名はなんとか一致して第一関門を突破したが、次は誰を党首(総裁)に選ぶかにある。」

なぜ、自民が勝たなければならないのか?
それは結局、民主の政治が失敗することに他ならない。
それとも民主がどんな政治をしても党首さえよければ国民は再び自民を選ぶとでも思っているのか?
なんのための政治だ?
自民党ブランドさえ崇拝していればアナタは安心して将棋が指せるのか?

>>「もっと若返ることを期待したい。苦しい時こそ、「笑い、謙虚さ、若さ」が求められる。
 (中略)
私は1人しか思い浮かばない。小泉進次郎氏(28)である。あっと驚く名前であろう。
 (中略)
小泉進次郎氏さえ選出しておけば、次回は必ず自民は勝てると断言する。」

■米長氏は小泉進次郎を選ぶ理由として5点挙げている。

1.古い体質、しがらみを抜け出せない体質を一挙に払拭(ふっしょく)できる。
2.全くの新人である点。明治維新の立役者はほとんどが20代であり、その情熱が新しい国を作った。
3.小選挙区で民主候補に勝利した新人であること。
4.ルックス。コワモテ幹部の多い民主党から女性層を奪い返そう。
5.小泉氏の複数の番記者情報によれば、今回の選挙中に日に日に成長して、今や父親と比肩するほどになってきた感がある。

■1について
しがらみのない者を立てれば体質が払拭できるとは思えない。小泉進次郎はしがらみのない者である前の経験のない者である。経験もしがらみもないなら、おそらく何も動かないだろう。

■2について
新しい者が古いものを壊すと言いたいなら、自民党に固執している米長氏は、自らと、今回の自民党こそが、明治維新によって壊される側ではないのか?

■3と4について
自民党が選挙で勝つことのみを目的とした根拠で、今回民主に入れた有権者とは感覚がズレている。

■5について
まだ何もしていない新人が父親と比肩するほどの何を持つというのか。雰囲気があればそれでいいのかい?
しかも「番記者」などという他人の評価である。

氏は最後にこう結んでいる。

>>「純一郎氏が本当に壊してしまった自民党を息子が再生するというドラマ性も楽しいではないか。イチかバチか、進次郎氏に賭けませんか。

 そのくらいの覚悟を決めなければ自民党は立て直せないだろう。若さと謙虚さのあとに「笑い」はついてくるはずだ。」

イチかバチかのドラマを楽しんでいられるのは誰なんだ?

ヨネナガ君。

ようするにキミは自民党を立て直してどうしたいんだい?