指定暴力団山口組旧五菱会のヤミ金融事件で、被害者に返される犯罪収益約29億円の返還申請が低調。申請期限まで残り20日現在で、申請を済ませた人は2689人にとどまっている。
背景には取り立ての忌まわしい記憶を思いだしたくない被害者心理や、返還手続きの案内通知書が分かりづらく振り込め詐欺と勘違いする、がある。
被害総額は数百億円以上といわれているのに、たった29億円か。
残りはどうなったんだ?
被害者に金を返すことも勿論だが、
犯罪者側のやり得になることがないようにしなければならない。
被害総額は数百億円から1000億円とわかっているなら、相当の額を暴力団に請求、没収するべきだ。
申請があろうとなかろうと被害者や被害金額の実態が上回ることがわかっている場合、
被害者に成り代わって、とりあえず、財産を強制的に没収してしまえよ。
上納金として上前をはねている可能性だってあるんだから、上部組織にもその責任をとらせることをしないと、逃げ道を残してしまえば後をたたないだろう。
なんのための「指定暴力団」なのかわかんねぇじゃん。
組織犯罪の被害は甚大なのだから、
「結局、これしか返ってきませんでした」的な結末では、社会に無力感と不公平感を与えるだけだ。結局はモラルハザードにつながり、犯罪が犯罪を呼び起こすことになる。
「思いだしたくない」は加害者に味あわせろ!
徹底的にヤレ!