好き嫌いは別れるところだろうが、現実に「世を動かす力」は政治家の比ではない。
もし、みのもんた がいなかったら・・・。
動かなかったことは沢山あるんじゃないかな。
うろ覚えだけど、イエス・キリストの話だったか、
罪人を取り囲み、憤る群衆に向かって、
「今まで一度も罪を犯したことのない者だけ、石を投げなさい」
と言った時、誰一人、石を投げる者がいなかった。
「お前に人を批判する権利があるのか?」
は正論かもしれない。
しかし、現実は、そんなことを言っていれば、世の中のモラルハザードが止まる事はなくなってしまうだろう。
人にはそれぞれ「性分」というものがある。
「寛容」なのか「いい加減」なのか、
この「性分」をパフォーマンスとして捉える向きがあるが、そうじゃない。
「言わずにはいられない」んだよ。
心底、腹が立ってまさに、「ほっとけない!」
なわけだ。
一時期、他の評論家やコメンテーターの間で
「なぜ、みのもんた ばかりが評価されるのか?」というヤッカミにも似た空気があったけど、「性分」でモノ言う者は、言動に気持ちがこもっている為、視聴者の共感を得るのだろう。
テレビを見ている人たちは、今の政治に対して、
「バカ野郎!」「ふざけんな!」と怒鳴って欲しいんだよ。